2019年7月2日火曜日

新亡供養に行ってきました。

京都にある妙心寺へ新亡供養に行ってきました。
生前、父が「俺が死んだらお前京都にお参りに行ってくれよ。」とよく言っていた。
末っ子の私がなぜ?とか父は死にませんよ、ご安心ください!など言い返してきた。
新亡供養とは、前年度に亡くなられた花園会員様(臨済宗妙心寺派のお寺の檀信徒の方々)のご家族に対し、全国妙心寺派 の菩堤寺を通じてご案内を送り、本山にお参り頂き、御供養をする行事です。【新米和尚さんのブログより抜粋】
1周忌を無事に5月22日に終え、

葬儀屋さんから1年の胡蝶蘭も届いたり。

父が亡くなったという事を信じられなかったり、受け止めなければいけなかったり。
この1年は私にとっても激動でした。

 全国から2500人近く参加するため、地区ごと5日間にわけて行うよう。
菩堤寺霊光院さんの静岡東地区は6月24日。
都合が悪ければ5日間のうちなら変更もできる模様。
 
京都駅からバスに乗り、妙心寺北門前で下車。
 すると徒歩1~2分程度で北門があり
中に入ると塔頭寺院というものがあり

 有料で公開されていたりする。



早く到着したので、拝観したかったが兎に角広い!(甲子園8個分らしい)
まず受付の場所を確認しにいくことにした。

もうすでに受付前に参列者も多く、迷子になっても困るので
とりあえずは待つことにした。
 法堂内は撮影禁止だったが、法要は約1時間ほど。
偉いお坊さん?が履く靴だろうか。
トイレに行ったときに外人さんが撮影していたので私も記念に。
法堂内の雲龍図も、そして100人近いお坊さんと500人ほどの参列者のお経は圧巻。
お経が響き渡る中、私は良い娘だっただろうか。
病院では「(病気の事も含め)娘さんが一番の理解者」と言われたが、
理解なんてできていなかったと思う。
幸せな人生を送ったと思うが、最後は本当に幸せだっただろうか。
思い出と思いが交差して涙が出てきた。
鼻水も出てきた。
お経が終わると説法が始まり、父もよく言っていた「とらわれない心」の話を。
自分が今まさにぶつかっている壁なのではなかろうか?と思い心にしみた。
そして大方丈という所に移動し
 ミシュラン1つ星という精進料理に舌鼓。
この時はミシュラン?と、思ったが帰宅後無性に食べたくなったり。
がんもどきがんもどきとしたら絶品だったのでは?と思ったり。
食後、新亡供養には本山の拝観料も込みだったので拝観していくことに。
雲龍図の説明を受け、移動し大庫裏という台所にあった雲龍図の写真。
 釜とか撮影禁止だったが、あまり撮影する人もいなく。
せっかくだから明智風呂といわれる施設も見てみたかったが。
そして帰りは南門から出てみることに。


北門より立派でありました。
近畿は梅雨入りしていなく、お天気も良く
だからといって暑すぎず、過ごしやすかった。
静岡に帰ってきたら大雨で電車が止まる寸前だったが、ギリギリ間に合った。
ご先祖様に守られている。
ありがとうお父さん。
私も早く気持ちを昇華させて、前を向いて生きてかなきゃいけない。
その一区切りとも思えた新亡供養。
お父さん、ご指名もありがとう。行ってよかった。
懺法の行事もあるようなので、今度は懺悔しに行こう。





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