2019年7月4日木曜日

治療、始まっています。

何年もかけて大事に育てて、というか育ってしまった癌細胞。

そんなに簡単に
そんなにすぐ

良くなるわけではない。

分かっては
いたのだけれど。

断食やらの気合のおかげで、すこぶる体調が良い😁😁😁

けれども、病院のスコアではいい結果が出せず。

色んな本を読むと、時間をかけて治していくものだというが。

4月からは主治医の退職に伴い先生も変わり、若い新任の先生なのだけれども
とても話はしやすく。
がんセンターのあいつとは大違い!転院しなくてよかったよ。

と、気合で何とかしたいとゴネてみたが、5月頭のPETの結果などを踏まえて
主治医的には4種類の薬が合うのではないかと考えており、
結果などを見せて他の先生にも相談するというかカンファレンスにかけるので
「薬」という選択肢をする覚悟をしてみては?と言われた。

そんなに言うならお前が飲めよ!とも言えず。

検討しま~す。とその時は帰った。
猶予は2週間程度。

その間、肩の痛みも有り。
よし、骨転移に関する薬(ゾメタ)は再開してもらおう。
抗がん剤は、まず話を聞いてみよう。

とにかく、毛が抜けるのが嫌だとかそんな話ではない。
毛は伸びるからいいけど、具合が悪くなるのは嫌だ。

死ぬまで副作用に悩まされ、常に
気持ち悪いとか
身体中が痒いとか
手足がしびれるとか

たまったもんではない。

良くなるなら我慢もできたけど、再発・転移してんじゃん。
実際やりきれないよね。

でも他人はそれを理解できず「生きるために治療を受けて」と言う。
気持ちはわからんでもないが、どれだけつらいかって。


コッチの気持ちもわからないもんかね、と意固地になったり。
だから抗がん剤はやった者にしかわからないので患者同士の話の場が多いのだと思う。
ホント、意見するなら変わってくれるか一度経験してみてほしいよ。

でも、もう人なんてどうでもいい。

自分で決めればいいのだ。

と病院に向かうと、
「カンファレンスの結果ですね、TS-1というお薬が大場さんに合うのではとなったんですけど、知ってます?」と。
「?胃がんに有効な薬ですよね?」
「そうなんですよ、乳がんにも有効でして・・・」と色々説明してくれる。
父が勧められた薬であり、その時調べたのである。
父はその時薬に耐えられる体力がなかったので、すぐ中止になったが。

2週間投薬の1週間休薬、が1クールという。
副作用は・食欲不振・吐き気・下痢・口内炎・湿疹・息切れ・咳という。
もし、激しく何かが起こったら絶対にすぐ中止にしてくれるという当たり前だけど
私にはとてつもなく重要なことを約束しやってみることにした。

今は 2クール目の1週間が過ぎた。

そして、
・倦怠感
・最初に食欲不振があった
・たまに気持ちが悪い
・口内炎が少~~~しできる時もあり
・お腹もゆるい

時もあるけど、重篤ではなく気にならない程度だ。

そして薬を飲んでいるからと食事制限をしなくなった。


好きなものを好きなだけ。

とある日、かなり久しぶりにマクドナルドを食べた。
翌日、ちいさな口内炎が出来ていた。

断食で体質と味覚が(良い方に)変わったと思っていたが
済陽先生の食事療法は、抗がん剤と併用するのがいいという。

やはり食べるものは大事で、体調や薬の影響も受けやすいとも思った。

もうちょっと自由食を楽しんだら、少しずつ食事制限していきたい。。。


これで結果が伴えば、今のところは良い薬寄りなTS-1なのであります。


でもさ、やっぱりジャンクフードって美味しいね!!!
そして、肉のうまさを知った動物はまた欲すると言う・・・


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